海沿いの家で後悔しない間取りとは?湘南で暮らしやすい7つの設計ポイント

こんにちは。神奈川県藤沢市を拠点に、新築・注文住宅やリフォームを手掛けている大平工業株式会社です。


「湘南に移住して、海の近くに家を建てたい」「休日だけでなく、毎日の暮らしの中で海を感じたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。


海沿いの家というと、海が見えるリビングやウッドデッキなど、開放感のあるデザインに目が向きやすいものです。ただ、実際に暮らし始めてからの快適さを左右するのは、見た目だけではありません。


砂のついた靴やアウトドア用品をどこに置くか、洗濯物をどう干すか、濡れた状態で帰宅したときにどこを通るか。こうした日常の行動まで想像して間取りを考えることが大切です。


この記事では、湘南など神奈川県の海沿いで新築を検討している方に向けて、暮らしやすい間取りの考え方を紹介します。




海沿いの家は間取りから考えることが重要

海沿いに建てる家も、基本的な住宅設計の考え方が大きく変わるわけではありません。ただし、海の近くならではの生活を想定しておかないと、住み始めてから小さな不便が積み重なることがあります。


たとえば、海へ出かける機会が多い家庭では、砂のついた道具を毎回リビングまで運ぶ間取りよりも、玄関付近で収納できる方が掃除の負担を減らしやすくなります。


また、潮風や天候を考えると、洗濯物を外に干すことだけを前提にせず、室内でも洗濯から乾燥まで行いやすい環境を考えておくと暮らしやすくなります。


国土交通省でも、住宅には適切な空気環境を保つための換気設備が必要とされており、現在の住宅では原則として機械換気設備の設置が求められています。窓を開ければよいと考えるのではなく、住宅全体の換気計画まで含めて設計することが重要です。

参考:国土交通省「住宅等における換気等に関する情報提供について」


海沿いの家づくりでは、「海の近くに家を建てる」という条件だけを見るのではなく、そこで家族がどのように暮らすのかを間取りへ落とし込んでいきましょう。




海沿いの家で取り入れたい7つの間取り


玄関に広めの土間収納をつくる

海沿いでの暮らしでは、一般的な靴だけでなく、アウトドア用品やレジャー用品など、屋外で使うものが増えることがあります。


玄関の近くに土間収納やシューズクロークがあれば、屋外で使用したものを居住スペースへ持ち込まずに収納できます。サーフィンをする方であれば、ウェットスーツや小物類の保管場所としても使いやすくなります。


収納量だけを見るのではなく、「帰宅してからどこに何を置くのか」まで考えて広さや位置を決めることがポイントです。



玄関から洗面や浴室へ移動しやすくする

海や公園、アウトドアから帰宅したあと、砂や汚れがついたままリビングを横切る間取りでは、毎回の掃除が負担になりやすくなります。


玄関から洗面所や浴室へ移動しやすい動線にしておけば、手足を洗ったり着替えたりしてから居住スペースへ入れます。


小さなお子様がいる家庭やペットと暮らしている家庭など、海へ行くこと以外にも使いやすい動線です。特定の趣味だけに合わせるのではなく、日常生活でも使える形にしておくと長く暮らしやすい家になります。



ランドリールームで洗濯を室内でも完結させる

海沿いで暮らすからといって、必ず室内干しにする必要があるわけではありません。ただ、天候や風の状況に左右されず洗濯できる場所があると便利です。


洗う、干す、たたむ、収納するという一連の作業を近い場所で行えるランドリールームをつくれば、洗濯のために家の中を何度も移動する必要も減らせます。


共働きの家庭であれば、海沿いかどうかに関係なく家事時間の短縮にもつながるため、生活スタイルから必要性を検討するとよいでしょう。



風が抜ける窓配置を考える

窓は大きければ大きいほど快適になるとは限りません。土地の向きや周囲の建物、日射、道路からの視線などによって適切な位置は変わります。


そのため、海側だけに大きな窓を配置するのではなく、住宅全体で光や風をどう取り込むかを考えることが大切です。


また、住宅には24時間換気などの機械換気設備があります。自然の風を取り込む窓と機械換気、それぞれの役割を考えながら計画します。



外とつながるデッキをつくる

湘南での暮らしを楽しむなら、リビングと庭やデッキをつなげる間取りも選択肢の一つです。


リビングの延長としてデッキを配置すると、椅子を出して過ごしたり、子どもが遊んだり、アウトドア用品の手入れをしたりと、室内と屋外を行き来しながら使えます。


ただし、デッキをつくること自体を目的にするのではなく、道路や隣家からの視線、日当たり、メンテナンス方法まで確認して配置することが大切です。



屋外用品を室内へ持ち込まない収納をつくる

土間収納とは別に、建物の外から使える収納スペースを設ける方法もあります。


自転車用品、工具、キャンプ用品、子どもの外遊び用品などを収納できれば、玄関や室内収納を圧迫しにくくなります。


海辺での暮らしでは、家の中に何を収納するかだけではなく、「外で使うものをどこに戻すか」まで決めておくことが間取りづくりのポイントです。



室外機や給湯器まで含めて配置を考える

間取りを考えるときは室内だけに意識が向きがちですが、海沿いでは建物の外側も重要です。


エアコンの室外機や給湯器などの屋外設備は、設置環境によって潮風の影響を受ける可能性があります。そのため、海との位置関係や風の通り方を確認し、必要に応じて設備の仕様や設置場所を検討します。


海沿い住宅の塩害については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

海の近くの家に住むなら知るべき塩害距離と新築時の必須対策




海沿いの家で避けたい間取り



洗濯を外干しだけに頼る

日当たりのよい土地であっても、毎日同じ条件で外干しできるとは限りません。


雨や強い風などで外に干しにくい日に、室内で干す場所が決まっていないと、リビングや寝室に洗濯物が集まりやすくなります。


外干しを取り入れる場合でも、ランドリールームや浴室乾燥など、室内で洗濯を完結できる方法を用意しておくと安心です。



収納の換気を考えない

シューズクロークやファミリークローゼットなど、大きな収納を設けても、物を詰め込みすぎると空気が動きにくくなります。


特に濡れたウェットスーツや雨具などを収納する場合は、乾かしてからしまう場所と保管場所を分けるなど、使い方まで考えておくことが重要です。


収納面積を増やすことだけではなく、何を収納するのか、どのように出し入れするのかを設計段階で整理しておきましょう。



デザインを優先して生活動線を後回しにする

海沿いの家では、大きな窓や吹き抜け、ウッドデッキなど、開放感のあるデザインを取り入れたくなる方も多いと思います。


もちろん、好みのデザインを実現することも注文住宅の楽しみの一つです。


一方で、毎日の家事動線や収納量、外から帰ってきたときの動きが使いにくければ、せっかくの新築でも不便を感じてしまいます。


「どんな家に見せたいか」だけでなく、「その家で朝起きてから夜寝るまで、どのように動くか」を想像しながら間取りを考えることが大切です。




湘南で家を建てるなら土地と間取りを一緒に考える

同じ湘南エリアでも、土地によって日当たりや道路の位置、周囲の建物、海からの距離などの条件は異なります。そのため、理想の間取りを先に完全に決めてから土地を探す方法が必ずしも最適とは限りません。


たとえば、大きな窓を設けたい方向に隣家が近ければ、視線への配慮が必要です。玄関付近に大きな土間収納をつくりたくても、敷地形状や駐車スペースとの関係で配置を調整することもあります。


土地と建物を別々に考えるのではなく、「この土地ならどのような暮らしができるか」を確認しながら進めることで、間取りの選択肢も判断しやすくなります。


大平工業では、神奈川県藤沢市を拠点に湘南エリアで新築・注文住宅をご提案しています。土地探しや資金計画についても、家づくりの初期段階からご相談いただけます。


湘南で海の近くに家を建てたいものの、土地選びや間取りで迷っている方は、新築ページもあわせてご覧ください。

大平工業の新築・注文住宅を見る




海沿いの家に関するよくある質問



海沿いの家ではランドリールームをつくった方がいいですか

必須ではありません。外干しを中心にしたい方もいれば、室内干しを中心にしたい方もいるため、家族の生活スタイルによって判断します。


ただし、天候に左右されず洗濯できる場所を用意しておくと、外に干しにくい日にも対応しやすくなります。ランドリールームだけでなく、浴室乾燥や室内物干しなども含めて検討するとよいでしょう。



海沿いの家では玄関を広くした方がいいですか

海やアウトドアへ頻繁に出かける家庭であれば、玄関そのものを広くするというより、土間収納などを組み合わせると使いやすくなります。


何を収納するのかを先に整理し、必要な広さを決めることが重要です。



海が見える大きな窓をつくっても問題ありませんか

大きな窓を設けることはできますが、景色だけではなく、日射や断熱性、プライバシー、周囲の建物との位置関係なども確認する必要があります。


土地によって条件が大きく異なるため、窓の大きさや位置は敷地を確認したうえで設計することが大切です。



海沿いでは塩害対策も必要ですか

海からの距離や風向きなどによって影響は異なりますが、海塩粒子を含む風によって金属部分や屋外設備が影響を受ける可能性があります。


外壁や屋根だけでなく、室外機や給湯器なども含めて、建築地の条件に応じた素材・設備を選ぶことが重要です。


塩害そのものについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

海沿いの家は塩害でボロボロに?劣化を防ぐ新築時の選び方




湘南の暮らしから逆算して新築を考える

湘南や神奈川県の海沿いで家を建てるときは、「海の近くに住む」という憧れだけで間取りを決めるのではなく、そこでどのような毎日を送りたいかを具体的に想像することが大切です。


海から帰ってきたらどこで砂を落とすのか、アウトドア用品をどこへ収納するのか、洗濯物をどこで干すのか。こうした日常の動きを一つずつ整理すると、自分たちに本当に必要な間取りが見えてきます。


また、暮らしやすい間取りは土地条件によっても変わります。土地を購入してから建物を考えるのではなく、土地探しの段階から家づくり全体を見ながら進めることがポイントです。


大平工業では、湘南エリアの土地柄を踏まえながら、お客様の趣味や生活スタイルに合わせた新築・注文住宅をご提案しています。


「湘南へ移住して家を建てたい」「海の近くでの暮らしに合う間取りを考えたい」という段階からでも、お気軽にご相談ください。


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