「いつか海の近くに住みたい」 「窓を開ければ潮風が抜ける、開放的な家に住みたい」
湘南エリアへの移住や家づくりを考える際、誰もが抱く憧れです。 しかし、その夢とセットで必ず考えなければならないのが「塩害」です。 実際にこのエリアに住んでいると、買ったばかりの自転車のチェーンが数ヶ月で赤く錆びたり、車のボディに錆が出やすかったりと、海の厳しさを肌で感じる瞬間があります。
「家も同じように、すぐにボロボロになってしまうのではないか?」 そんな不安から、土地選びや家づくりを躊躇してしまう方も少なくありません。
しかし、結論から言えば、過度に恐れる必要はありません。 湘南には何十年も美しく建ち続けている家がたくさんあります。 それらの家には、共通して「塩害に強い素材選び」と「理にかなった設計」が施されているのです。
この記事では、湘南の気候を知り尽くした工務店が、海の近くでも長く安心して暮らすための「塩害対策の真実」を包み隠さずお伝えします。
【目次】
■【湘南移住】海が見える暮らしの裏で。「塩害」のリスクを正しく恐れていますか?
■【外装選び】塩害に強い最強の素材は?「ガルバリウム」と「木」の正解
■【設備対策】家を守るのは壁だけじゃない!意外と見落とす3つのポイント
■【メンテナンス】洗い流すだけで寿命が延びる?プロ直伝のお手入れ法
■【大平工業の家づくり】湘南の気候を知り尽くした「長持ちする家」の提案
■【まとめ】正しい知識があれば、海の近くの暮らしはもっと楽しめる
■【外装選び】塩害に強い最強の素材は?「ガルバリウム」と「木」の正解

家の中で最も塩害の影響を受けるのは、常に外気にさらされている「屋根」と「外壁」です。 一般的な住宅で使われる窯業系サイディング(セメント質)やスレート屋根も悪くはありませんが、海の近くで建てるなら、より「塩に強い素材」を選ぶのが賢明です。 ここでは、プロが推奨する2つの素材をご紹介します。
・金属なのに錆びにくい?「SGL(次世代ガルバリウム)」の実力
「海の近くで金属の屋根や壁?」と驚かれるかもしれませんが、現在、湘南エリアで最も選ばれている素材の一つが「ガルバリウム鋼板」です。 一昔前のトタンとは違い、アルミニウムと亜鉛の合金メッキが施されており、非常に錆びにくいのが特徴です。
さらに最近では、マグネシウムを添加して防錆性能を従来の3倍以上に高めた「SGL(エスジーエル)」という次世代ガルバリウムが登場しています。
軽量で耐震性が高い
つなぎ目が少なく、塩分が溜まりにくい
スタイリッシュな見た目が湘南の雰囲気に合う
これらの理由から、塩害対策として非常に有効な選択肢となっています。
・実は「木」も強い?天然木が海辺で愛される理由
もう一つ、おすすめしたいのが「木(自然素材)」です。 「木は腐りそう」というイメージがあるかもしれませんが、実は木材そのものは塩分に対して非常に強い耐性を持っています。 鉄やコンクリートは塩分で錆びたり劣化したりしますが、木材は塩分が付着しても、化学反応で強度が落ちることはありません。
実際に、海辺の古い民家や神社の鳥居などが木造で残っているのがその証拠です。 大平工業が提案するような、外壁の一部に天然木(レッドシダーなど)を使ったデザインは、見た目がおしゃれなだけでなく、塩害対策としても理にかなっています。 もちろん、定期的な塗装やメンテナンスは必要ですが、手を入れることで数十年単位で長持ちさせることが可能です。
■【設備対策】家を守るのは壁だけじゃない!意外と見落とす3つのポイント

素材選びと同じくらい重要なのが、付帯設備や設計での工夫です。 「外壁は綺麗なのに、給湯器が壊れてお湯が出ない」といったトラブルを防ぐために、以下の3点は必ずチェックしてください。
・給湯器や室外機は「耐塩害仕様」が必須条件
エアコンの室外機や給湯器(エコキュート等)は、金属の塊です。 標準仕様のものをそのまま設置すると、内部の基盤や熱交換器が塩分で腐食し、数年で故障してしまうケースがあります。 海の近く(一般的には海岸から1km以内など)で家を建てる際は、メーカーが用意している「耐塩害仕様」「重塩害仕様」の機器を選んでください。 表面に防錆塗装が施されており、寿命が大きく変わります。
・軒(のき)を深く出すメリット
最近は軒のない箱型の家も流行っていますが、塩害対策の観点からは「軒(屋根の出っ張り)」がある家をおすすめします。 軒には、雨が直接外壁や窓に当たるのを防ぐ役割がありますが、実はそれだけではありません。 「雨掛かり(あまがかり)」といって、適度に雨が外壁に当たることで、付着した塩分を自然に洗い流してくれる効果も期待できます。 逆に、軒下などで雨が全く当たらない場所に塩分が蓄積すると、そこから錆びやすくなることがあります。 このあたりの「雨のコントロール」は、設計士の腕の見せ所です。
・窓ガラスの「白汚れ」対策と洗濯物
海風が強い日の翌日は、窓ガラスが塩の結晶で白く曇ることがあります。 これを放置すると固着して取れなくなるため、こまめな水洗いが欠かせません。 また、バルコニーの手すりなども、アルミ製よりは、塩の影響を受けない木製や、被膜の厚い製品を選ぶと安心です。 洗濯物に関しては、外干しにこだわりすぎず、室内干しスペース(ランドリールーム)やガス衣類乾燥機を導入する方が、塩の付着や湿気を気にせず快適に暮らせる場合が多いです。
■【メンテナンス】洗い流すだけで寿命が延びる?プロ直伝のお手入れ法
どんなに強い素材を使っても、塩害を「ゼロ」にすることはできません。 しかし、メンテナンスのやり方一つで、家の寿命を10年、20年と延ばすことは十分に可能です。 お金をかけずに、誰でも今日から実践できる「塩害対策の基本」をお教えします。
・台風の後は必ず「水洗い」。ホース1本でできる対策
最も効果的で、かつ重要なメンテナンスは「真水で洗うこと」です。 特に台風が過ぎ去った後の家は、海から運ばれた大量の塩分でコーティングされたような状態になっています。 これをそのまま放置して乾燥させてしまうのが、錆びや劣化の最大の原因です。
台風の翌日や、風の強い日が続いた後は、庭の散水ホースを使って、外壁、窓、サッシ、室外機などに水をかけてください。 高圧洗浄機を使う必要はありません。 上から下へ、たっぷりと水をかけて塩分を洗い流すだけで十分です。 このひと手間を習慣にするだけで、家の美しさは驚くほど長持ちします。
・早期発見が鍵。定期点検でチェックすべき「錆びのサイン」
塩害による腐食は、初期段階で気付けば簡単な補修で済みます。 年に数回は、以下のようなポイントを目視でチェックしてみてください。
外壁材のつなぎ目や、釘・ビスの周辺に赤錆が出ていないか
軒裏(屋根の裏側)にシミや剥がれがないか
鉄部の塗装が膨らんだり、剥がれたりしていないか
もし異常を見つけたら、早めに専門業者へ相談しましょう。 湘南エリアの工務店なら、塩害による劣化のパターンを熟知しているため、適切な処置を提案してくれます。
■【大平工業の家づくり】湘南の気候を知り尽くした「長持ちする家」の提案
私たち大平工業株式会社は、創業以来、藤沢市を中心とした湘南エリアで家づくりを行ってきました。 この土地の魅力だけでなく、厳しさも知り尽くしている私たちだからこそ、自信を持って提案できる「強い家」があります。
・デザインと耐久性を両立する「HUCK」「Arie」の標準仕様
私たちが提供する「HUCK(ハック)」や「Arie(アリエ)」といった住宅ラインナップは、自然素材の温かみを活かしながら、長期優良住宅の基準を満たす高性能な住宅です。 塩害に強いガルバリウム鋼板の屋根・外壁を標準的に採用しつつ、部分的に天然木を使用することで、湘南の風景に馴染むデザイン性と、過酷な環境に耐える耐久性を両立させています。
・建ててからが始まり。地域密着のアフターフォロー体制
大手ハウスメーカーとは異なり、私たちは「地場の工務店」です。 台風の後に何か心配事があればすぐに駆けつけられる距離にいますし、定期的なメンテナンスのご相談にもスピーディーに対応できます。 塩害エリアでの家づくりにおいて、この「距離の近さ」は何よりの安心材料になると自負しています。
・塩害を恐れず、趣味を満喫する暮らしを始めよう
「塩害が心配だから」と、海に近い暮らしを諦めるのはもったいないことです。 サーフィン、釣り、海沿いの散歩。 そんな趣味を楽しむための拠点を、私たちと一緒に作りませんか? ガレージハウスや、道具を手入れするための土間スペースなど、趣味人のためのアイデアも豊富にご用意しています。
▼大平工業が提案する「趣味と過ごす家づくり」はこちら https://www.taihei-kogyo.com/hobby
■【まとめ】正しい知識があれば、海の近くの暮らしはもっと楽しめる
この記事では、海の近くで家を建てる際の塩害対策について解説してきました。
外壁・屋根には「ガルバリウム(SGL)」や「天然木」がおすすめ
給湯器などは「耐塩害仕様」を選び、設計で雨掛かりをコントロールする
何より大切なのは、こまめな「水洗い」によるメンテナンス
塩害は確かに厄介ですが、正しく恐れ、正しく対策すれば、決して怖いものではありません。 大平工業は、お客様の「海辺で暮らしたい」という夢を、技術と経験で全力サポートいたします。
土地探しから、塩害に強い設計プランの作成、資金計画まで。 まずはお気軽にご相談ください。 あなたの理想の湘南ライフを、一緒にカタチにしましょう。
▼まずはお気軽にご相談ください(お問い合わせ・無料見積もり) https://www.taihei-kogyo.com/contact

